だいちゃんとの思い出




だいちゃんと出会ったのは
1999年6月22日。

最初目にとまったのは違うチンチラだった。
目にとまった子は丸くてかわいかった。

だいちゃんはチンチラにしては顔が細長い。
丸さにひかれた私は最初
違う子を気に入っていたのだ、、、

が、、、、


だいちゃんと暮らすことになった。

だいちゃんと暮らしてから五右衛門にも出会えた。
五右衛門はだいちゃんが大好きだった。

そして長女ニッテレが産まれた。
ニッテレはすごく人懐こかった。

長男佐助、次男小次郎が産まれた。
佐助はだいちゃんに似て優しく育ち、
小次郎は父に似て、、アホに育った。


だいちゃんと出会えたのでテレビに出させてもらうという経験をした。
だいちゃんと出会えたので
チンチラの飼育本に写真を載せてもらうという経験もした。
(どちらも私が売り込んだわけではなく向こうから話が来た)


だいちゃんを一時期部屋に放し飼いにしてたことがあった。

無残な姿となった本も今ではいい思い出。


引っ越した。

五右衛門とニッテレが相次いで
亡くなった。

ニッテレの死を目の前で見ただいちゃんは
ストレスからだと思う、、、
毛噛みチンチラになってしまった。

しばらくして
嫁候補のヤマトが家にやってきた。
ヤマトは最初誰とも気が合わなかった。
だいちゃんと顔をあわせてしまい
喧嘩して指を食いちぎられてしまった。
そんなこともあり合わせないようにしていたのだが
しばらくしてだいちゃんがヤマトに挨拶をして
ヤマトとだいちゃんは仲良くなった。

一緒には暮らしていないけど散歩やお出かけは
一緒のキャリーに入っては毛づくろいをしていた。

ヤマトは自分の毛づくろいはしないのに
だいちゃんのはしてあげていた。
だいちゃんは佐助と小次郎が喧嘩したときも
静めてくれた。

喧嘩してる二匹に
だいちゃんが割って入り個々に挨拶?
話し合いをしてくれて(そう見えた)
喧嘩がおさまった時もあった。

だいちゃんは今まで出会ったチンチラ達と比べて
チンチラらしくないチンチラだった。

私のお腹の中が好きだった。
こうしてるときはおしっこも我慢していた。




あるときから急にだいちゃんのよだれがすごくなった。

胸の毛がなくなっていってしまった。

病院へ行った。

歯が、、、ガタガタだった。



それから急に悪くなっていった。

可哀想という理由でだいちゃんの写真を
あまりとらなくなってしまっていたことを
今は少し後悔しています。

手足の毛も太ももの毛も
胸の毛も鼻の毛もボロボロになってしまった。

体重も落ちた。

元気もなくなった。

だけど、、いつでも頑張ってご飯は食べてくれた。

病院へ通う日々が続いた。
血液検査をしてレントゲンをとってもらった。
奥歯が口につきささってひどい口内炎みたいになっていた。
それでもだいちゃんは頑張って食べ続けていた。

もう固いものは噛めなくなってしまっただいちゃん。
部屋中散歩させても危なくなかったので半分放し飼い状態だった。
日中は日光浴もしたし一緒に昼寝もした。
呼べば布団に入ってきた。
おやつにはフルーツを一緒に食べた。

身体がよだれでベトベトになってしまうので
お腹部分はシャワーで洗っていたがいい子にしててくれた。
うっとりしていたようにも思えた。

最後の方は、長い時間一緒に過ごせた事を嬉しく思っています。

だいちゃんが入院した。
一度は退院したものの再入院した。

2004年9月15日
だいちゃんの最後は病院ででした。
私は看取ってあげれなかったことを後悔していますが
先生に診てもらえた事は嬉しく思っています。

ありがとうございました。

だいちゃんと出会えたことがすごい幸せでした。

私が幸せでした。だいちゃんもそうだったらいいな。

ありがとうだいちゃん。


だいちゃんと出会えてとてもよかっと本当に思っています。
とっても素敵な時間でした。ありがとうね。




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